今つかってる電気シェーバーの
- メーカ
- 価格
- 購入理由(こだわったところ etc.)
で現状把握をしたところで、司会者のかたが今度売り出そうとしている電気シェーバーを見せながら(このときは実物ができてました)、こんな質問をされました。
このシェーバの
- デザインについて
- 魅力的だと思う機能
- どれくらいの価格だったら欲しいか
- 次期の購入対象となるか
質問の回答とその理由について話します。このときたまに、“これだったら売れそうだ”的な回答をする人がいますが、そんなことを考えるのはメーカに任せて素直に“自分だったらどう思うか”ということを話すようにしましょう。
座談会の終盤になると質問内容が核心に近づくので、この座談会はどこのメーカの依頼でやっているのかなんとなくわかってきますし、今度どんな新製品が出るのかもなんとなく予想がつくので、他の人よりも早く新製品の情報を知ることができます。(座談会の調査結果によっては没になる企画もあるでしょうが)但し座談会で知り得た情報を他人に話すのはルール違反になりますので注意しましょう。
座談会の募集条件に一致するということは自分の興味のある分野だということですし、お茶やコーヒーを飲みながら気楽な話しをしてしかもお金がもらえます。なので都心にでることが苦でなければ、暇つぶしにはもってこいのバイトだと思います。
とまあここまでは一通りの説明を加えながら書きましたが次回からは体験談を中心に書いていこうと思います。
会場調査の参加方法なのですが、アンケート・モニター会社にモニター登録するとWEBアンケートの依頼や会場調査やら座談会の案内がくるようになります。私が参加した会場調査の案内はこんな感じでした。
テーマ:デジタルカメラに関する会場調査
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・対象者条件
20歳〜49歳 男女
最近半年以内にデジタルカメラを購入されたかた
その他条件あり
・除外職業
カメラメーカ、市場調査会社、広告代理店、マスコミ
・謝礼
¥5,000(交通費含む)
・開催日時
9月14日(水) 19:00 - 20:00
9月17日(土) 10:00 - 11:00, 13:00 - 14:00
・開催場所
渋谷区
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なので、このメールに記載された条件をもとに対象条件に合うかどうか確認します。
でOKであれば、その旨をメールで回答します。
でここからなんですが、親切なアンケート・モニター会社は依頼有無に関わらず、結果を連絡してくれます。しかし、ほとんどの会社は参加依頼をするときだけ連絡がきます。だいたい早いところで開催前の2週間前、遅いところでは開催日の前日(おそらくキャンセルした人がいて、その穴埋め)に連絡がきます。
幸運にもアンケート・モニター会社から連絡がきた場合、ほとんどの会社は電話で連絡がきます。そのときにメールで聞かれた内容と同じ質問(場合によっては追加の質問)があります。なのでメールの質問に虚偽の回答をするとつじつまが合わなくなるで正直に答えるようにしましょう。
コメント)アンケート・モニター会社からの電話は平日の勤務時間帯(10:00-17:00)にかかってくることが多いです。(電話をかける人は会社員ですから当たり前なんですが)
連絡がつかないと次の候補の人に連絡がいきます。なので参加したい場合は、いつでも電話に出られるよう心がけましょう。
なのでここまでの流れを整理すると
@アンケート・モニター会社にモニター登録
Aアンケート・モニター会社から会場調査の案内メールがくる
B案内メールの募集条件が一致するか確認
if OKならメールで参加希望のメールを出す
if NGならAにもどって、自分の条件にあう案内を待つ
C アンケート・モニター会社からの連絡をひたすら待つ
if 電話連絡がきたならDへ進む
if 電話連絡がこなければAへ戻る
Dアンケート・モニター会社から参加の可否と場合によっては追加質問をうける。
この確認で問題がなければ参加確定となる。
後日、アンケート・モニター会社から郵送あるいはメールで会場調査の日程と場所の連絡があります。だいたい2、3日間に届きます。(結構直前です)開催日の1日間くらいに念押しの電話がきます。
で、いよいよ会場調査への参加なのですが、当日は送られてきた案内書と判子(謝礼の領収書に判子を押します)を持っていきます。会場につくと案内書がありまして、案内書の提出を求められます。このときに本人確認のため運転免許証を見せる場合もあります。(その旨は案内書に書かれています)
待合室でしばらく待っていると自分と同じように呼ばれている人たちが続々と集まってきます。このときは1回の開催で20名くらい集めていました。開催時間になると会場に案内されます。司会者の人から アンケート用紙が配布されるのですが、このときの雰囲気は塾でテストを受けるときのような感じでちょっと独特の雰囲気です。そして司会者の説明を聞きながら、たまにビデオ画面や商品アンケート用紙に 回答を記入します。で最後まで記入が終わったら、係りの人に回答内容をチェックしてもらい、OKが出れば終了です。なおチェックの際に回答の矛盾や抽象的な感想だとその部分を突っ込まれますが素直に回 答すればそれでOKです。最後に受付で謝礼をもらって終了となります。これだけで4000円もらえるので、ほんと楽なバイトだと思います。
おばさん:ちょっとよろしいでしょうか?
私:なんですか?
おばんさん:缶コーヒーに関する調査をやってます。簡単なアンケートに答えていただきまして条件が合えば、アンケートのご協力をお願い
しております。(のようなことを言っててた)
このときおばさんに、年齢、仕事の内容、缶コーヒーを飲む頻度、よく飲む銘柄、缶コーヒを購入する場所などを聞かれました。今から考えるとこのやりと
りが予備調査だったんだと思います。
なんとか、おばさんの予備調査をクリアしたようで、いよいよ本調査となったのですが、調査会場はとある雑居ビルの3Fで缶コーヒを試飲してアンケート
に答えてほしいと言われたのすが、それを聞いてちょっと嫌な予感がしました。(変な宗教やマルチ商法の人かもしれないと疑ってましたから)
まあ変な人に取り囲まれても“走って逃げればいいや”という気持ちだっとのと、喉が渇いていたのと、10分くらいのアンケートで謝礼が500円の 図書券というところを考慮して、その雑居ビルにいくことにしました。
その雑居ビルのエレベータにのって3Fにつくと、疑いは一挙に晴れました。そのフロアには、私のように外で声を掛けられた人たちがたくさんいて、 銘柄をわからなくした缶コーヒー(缶に白い紙がはってるだけですが)を飲んでる風景が目の前に広がってました。
そこでアンケートに答えながら缶コーヒーを3本飲みまして(全部飲みほす必要はないと言われたのですが、喉がかわいていたので全部飲んじゃい ました。。)飲みやすさ、コクetc..のアンケートに答えました。確かに所要時間は10分くらいでした。で、謝礼もしっかり貰えたので大満足でした。
で、このときにもらった謝礼の封筒に書かれていた会社名をインターネットで調べて、その会社のユーザ登録したところから 私のアンケート/モニター生活が始まりました。
ちなみにこのアンケートの後、何回かその通りを歩いたのですが、今でもたまにやってるようです。帽子とボードを持ったおばちゃん (胸には身分証明書もあります)をみかけたら、邪険にせず話しを聞いてみるのも良いかもしれません。